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昆布のルーツ
縄文時代の末期、中国の江南地方から船上生活をしながら日本にやって来た人々が、昆布を食用としたり、大陸との交易や支配者への献上品としていたのではないかと言われています。
昆布という名の由来は、アイヌ人がコンプと呼び、これが中国に入って、再び外来語として日本に逆輸入されたという説、昆布を「広布(ヒロメ)」と書くことから音読みでコンブとなったという説などがあります。
昆布を食用とした起源については、『続日本紀(しょくにほんぎ)』(797、史書)に蝦夷(アイヌの民族)の長が天皇に代々昆布を献上していたことが記されています。
日本の先住民族と思われるアイヌの人々はかなり古くから昆布についている塩を食用としていたようです。
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